◆武内コラム◆第9回・夢は大きく、口に出す
夢は何ですか?
即答する方・少し悩んで答える方・わからないと答えない方・ない!と即答する方
様々です。
夢は常々心に大きく置いておくと
瞬間・瞬間の「選択」がそちらへと導いてくれる気がします。
もちろんスムーズに叶う夢もあれば、紆余曲折しながらなんとかたどり着く夢、
努力だけでは届かない夢…いろいろありますけれども。
たとえば19歳の時、友人が「私は絶対玉の輿になるんだー!!」なんて言い続けていました。
本人は無意識のうちにだったそうですが
MOCO’sキッチンを真似て料理を始めたり、テーブル作法などの本を読みだしたり、ギャルメイクがナチュラルメイクになったり、色々な変化がありました。
…今では、当時誰もが想像していないようなセレブ妻です。
大学時代から、海外に行ってみたいな〜と言っていた友人は
26歳で正社員として働いていた会社を辞め、カナダにワーキングホリデーに行きました。
今や英語はペラペラ、イケメンのドイツ人の彼もいます。
夢は恥ずかしいくらい身の丈に合っていないものでちょうどいい
私は中学生の時から 起業したい、社長になりたい と言っていました。
特に成績がいいわけでもなく、何をやってもだいたい中の下から中。運動に関しては下の下。
話せば友人には「無理でしょ!」と爆笑され、親には「そんなに世の中甘くない!」と叱られ・・・
夢がそうだからといって、決して人生真面目にやってきたわけではなく、大学生時代は本業そっちのけで
遊びに遊び倒しました。(父、母、ごめん)
その後1988年組、22歳の頃は就職氷河期で戦々恐々としながら就活時代を過ごし、なんとかOLになることができました。
24歳でOLを辞め、ワックス脱毛サロン1号店を池袋で出店し、株式会社を立ち上げました。
3年で年商は1億をこえ、5年間で10店舗まで広げ、今はワックス以外のビジネスもはじめました。
いま、私の夢がかなった!ではなく、ようやくスタート地点に立てたな というくらいの想いですが
常々「起業したい」とつぶやいていたからこそ、心のどこかにずっとあり
無意識にそれに近くなる選択をしてきたのだと思います。
もちろんそれに至る様々な出会いや、困った時に助けられたことは、今の自分を形成する不可欠なものです。
周囲の方々には心から感謝しています。
笑われても、ひかれても、スルーされても
そのくらい周囲からすると今のあなたに想像できないようなことでも、
あなたの大きな心に留めておくことがとても大切です。