◆武内コラム◆第18回・1年

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2022.11.02

◆武内コラム◆第18回・1年

メールにて嬉しいお言葉ありがとうございます(^▽^)/
張り切って更新!(いつもそればっかり言ってる…)

この読者になってくださった方は松山のスナックでの出会い。

先日祖母の1回忌で、愛媛県宇和島市に行く機会がありました。
お葬儀はコロナ中ということもありお見送りできなかったので、しっかり「タケウチ」引き継ぐから安心してね!という気持ちも抱え、張り切って松山空港に前乗り。

打合せを終えて最終の飛行機で到着し、お腹すいたな~ということで愛媛県県庁所在地でもある松山市の繁華街・大道街へ!

遅くまで開いていた居酒屋にて、おでんとビールを食べて耳が心地よい松山弁を話すご主人に「よく来てくれたね~」と温かく出迎えていただき、地元の方々と交流したいとのことで、一人23時にスナックへ突撃。ちなみに一人スナックデビューでした。

記念すべきそのお店の名前は 「やんちゃ姫」←リンク貼っておきます。

Google口コミで「出張で松山に訪れ、口コミをみてここに決めました。口コミ通り、素敵で可愛らしい大先輩ママでした!」を拝見し決めました。

ママやお姉さんはもちろん、常連のお客様に沢山話しかけていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。すごくオススメ!飲んで歌って3000円。リーズナブルすぎる!
満卓の人気店なので、事前にお席確保の予約電話はしたほうがよさそう◎

道後温泉もある松山。やんちゃ姫 のためにまた松山に行きたいぐらいです。
祖母がつないでくれたご縁。必ずリピ来店します♪♪

待っててねやんちゃ姫

 

1年

実は去年の11月というのは、仕事・私生活の両方で悲しい出来事が立て続けに起こった、私の人生の苦しい時期でした。
息をするのが精いっぱい。朝パソコンの前に座っても気付けば外は暗くなっているような毎日。

家族、友人に支えてもらって何とか自分の息の音が聞こえるぐらいまでになっても、頭も身体も全く動かず、「あぁ 私、仕事できない…」 の状態にまでなってしまいました。


(当時の母とのLINE)

 

あれから約1年。

色々なことを考えたので、今回はそのお話。

 

一生忘れることはない言葉と味

【Ep1】
ある日、自宅に長く一緒に働いてくれている仲間2人がMTGも含めてきてくれました。
滅多に弱音を吐くこともないのですが、その時自信大喪失中の私はMTGをしていても
「みんな辞めてしまったらどうしよう…」しかつぶやくことが出来ず。

そんな時に、2人が忘れもしない言葉をかけてくれました。

「もし何かあっても、もし私たち3人になってしまってもそれでいいじゃないですか!
さっきも私たち2人で話していたんですけど、私たちが3人いれば何でもできますよ」

ただ泣く事しかできませんでした。

 

【Ep2】
通常とは大きく異なる私のおかしな状況にアルバイト達が心配してくれ、2人の女の子が寒い中、彼女たちの帰宅方面とは真逆の私の自宅に来てくれ、「冷蔵庫あけますよ~」とお味噌汁を作ってくれました。


牡蠣と大葉にバターを少し加えた、温かいお味噌汁。

あの時の味が忘れられなくて、何度も作りますが、やっぱりあの時の味は出せません。
それぐらい格別に深く沁みていくお味噌汁だったんです。

「安心してください。私たちはアルバイトだけど、社長を支えます。」

そう声をかけてくれました。

他のスタッフにお店で会った時も、「なんだか今日は元気ないですね、何かありましたか?大丈夫ですか?」と声をかけてもらう日々でした。

 

10年で私がやっと学んだこと

家族、友達、働く仲間にずっと支えられ、私は「また頑張らなければ。踏ん張らなければ。」と徐々に生活と仕事のスイッチを入れられるようになっていきます。

経営者になって約10年間、経営者はずっと孤独だと思っていました。(そんなこと過去にも書いた記憶が。。)
私の情熱や気持ちはきっと分かってもらうことは難しい。
私情に引っ張られず、やるべきことをやるだけだ。

そんな風に尖っていたんですねぇ。。。

周りに支えてもらって今の自分があるということ。
自分とは公私、どちらも併せて1人の私なのだということ。
会社は私の大きな一部で、つまり会社は支えてもらって初めて存続できるのだということ。
1人じゃない、みんなで1つの大きな組織を支え合っているんだなぁということ。

キレイごとじゃなく、実体験を通し、心底痛感したのです。

大きな恩に感じました。

 

そして恩返しを

沢山の辛い出来事から約1年経っても、感情的になる日もまだまだあります。

それでも夜お酒を飲もうかというほどになれたのは、サポートしてくれた仕事仲間の力も大きく、
母や友人に「一生懸命仕事をした方がいい」と言葉をかけてもらえ、集中してこれたからでした。

立場を超えた仕事仲間の心からの温かい励ましに、ベッドから立ち上がることも困難だった私はまた前を向くことが出来た。どう恩返しをしていったらいいのだろう。

 

★従業員・使用者を超えた心で向き合うこと。
辛い、悲しい気持ちは出来事の大きさではなく、個人によって尺度も感覚も異なります。
「そんなことでクヨクヨしないで」「大したことじゃない」と割り切る方が経営判断としてよい結果になる場合もあるのでしょうが、
東京で沢山ある会社から働く場に選んでもらった。すごく低い確率で出会えた人と人の縁。その人とどう向き合っていくのか?
仕事仲間が、辛く悲しい気持ちがあって、仕事に集中することが難しい時、その原因が仕事ではなくても何か話を聞いてあげることはできるか?私が力になれることはあるのか?
人間 対 人間として向き合うことで生まれる気持ちを大切にしていきたいです。

★会社で利益を出して還元していくこと。
先日の10月30日、過去最高の業績で決算締日を迎える事が出来ました。
ここで脱力せず小さな会社を一回りも二回りも大きく育て、「この会社にきてよかった」と思ってもらえるようにずっとずっと頑張らなければいけません。

 

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今回は自分の弱さの側面から学び感じたことを書いてみました。

あなた自身が、あなたの仕事仲間が、家族が、友人が、彼氏彼女が
立ち止まってしまった時に、前を向ける愛と心に触れられますように。