◆武内コラム◆第2回・チャンスを掴む
チャンスがあっても乗る勇気がない
チャンスがあっても掴み方が分からない
…っていうより、そもそもチャンスなんか転がっていない
と思っていませんか?
例えば「どんなことでもいいからお金持ちになるチャンスをください」
こんなアバウトな人は、お金持ちになれません。
チャンスは自分の目標や夢を具体化できている人に訪れるもの(気付けるもの)
私の場合は、経営術を指南してくれる人の存在をずっと探していました。
・ワックス脱毛サロンをやりたい。
・技術は習得し、向上のためにOLの仕事が終わってから・土日は全て練習している。
・出店エリアは競合や客入りなどをみて3か所ほどに絞っている。
・ホームページも制作依頼先を2社ほどに絞っている。
・お金は自己資金のほか、足りなかったら融資を受ける先と事業計画書はできている。
当時はOLでしたので、寝る間も惜しみ調べたり、自分の足で動き回りながら一人で準備した状況でした。
ただ私には相談できる相手がいないという大きな不安がありました。
上記の状況でGOしてもある程度まではいけたかもしれませんが、現在のように大きくは展開できるほどに至っていなかったでしょう。
相談したかったのは
・初期の必要経費のほか、更にあったほうがいい金額はこの程度でいいのか?
・SEOやリスティングの知識は0からのスタートで経験もない。お金だけ使って失敗を重ねる可能性が高い。
・見よう見まねで書いた事業計画書はこの程度のボリュームで少ないのか?情報量が多すぎるのか?
・出店エリアについて私のマーケティングで見落としていることはないのか?
・こんな心意気で経営は続くのか?
など…。
それを相談できる人・指南してくれる人を探していました。
自分からも色々と活躍する経営者の紹介をお願いしたりと動きましたが、まだ5年前は「ワックスって何?」という人が大半の時でしたので、中々難しい状況が続きました。
そんな時、「揉めたくないから一緒にビジネスはしたくないけど、頑張れ」と応援していてくれた経営者の方が、「無我夢中すぎて危ない。見ていられない。」と助けてくれ、ビジネスパートナーとして私を指南してくれるようになりました。
結果、まぁ私の考えは浅く甘くだったのだなと痛感しましたが、相談したことにより本当にリスクを免れました。
私にとってはこの相談できる・指南してくれる人が出現することこそが「チャンス」でした。
私の考え方に賛同したり、反対したり、特に反対の理由には私も気付けていなかったことで、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
そうして私は最小限のリスクで走り始めることができたのです。
そこで私が学んだ【チャンスを掴むには】
①目標を明確にし、具体化すること
②しっかりアンテナをはりながら、チャンスは自分から探す努力をすること
③近寄ってきた大きな船には乗る勇気を持つこと