◆武内コラム◆第19回・指名のいただき方
もうすぐXmas!(両日とも張り切って出勤)そしてもうすぐ年が明けますよ!!!
2022年、自分の中では30点。
前回のブログをご覧いただいた方にはお察しの通りですが、
仕事でも新しいサービスをリリースしたとか、種を撒いたな~とか、「やった感」が足りなかったと反省。
2023年は攻め姿勢がテーマです!みなさんはどんな1年でしたか?
★★★★★★★★
さてさて、
弊社が運営する店舗では、毎月10日前後に指名本数の発表があります。
「お客さま」に対する仕事だと、個人の成績というのは「やった感」「達成感」を得やすいと思いますが、うちみたいに同じ店舗にスタッフが複数いる状況だと、分かりやすいのは「指名」です。
施術代の他に「あなたにやってもらいたいよ」の分もお支払いいただく。
個人サロンだと、リピート来店そのものが指名に近い意味ですね。
それが毎回毎回続くというのは、努力してきたことが報われるような、自己肯定感が上がるような、そんな幸せな気持ちになる素晴らしいことです。
「またあの人に会いたいな・施術をしてもらいたいな」と記憶していただくには、
・本来の目的であるサービス自体(技術)のクオリティが他のスタッフより高い
・接客に満足していただき、自分自身を好きになってもらう
この2点がほぼすべての割合を占めると思います。
クオリティの高さを求めるには
「これがすごくよかった」「もっとこうだったらいいのに」の対局する二つの視点(きっかけ)から、「こうしたい・こうすべき」という、自分の理想最終系を固めなければいけません。
そのためには、同じサービス技術を自分以外のお店やスタッフから受けることがとても大事です。
基本的なお店作りではなく、技術など細かく比較される内容については
どちらかというと、「もっとこうだったらいいのに」の視点のほうが大切かもしれません。
【脱毛の場合】
きっかけ「他のお店に行ったけど、この1mmみたいな残りも対応してほしかった。チクチクした手触りが気になる。きっと同じことを思う人は多いはずだ!」
理想最終系「お客さまと同じように最後はグローブを外して、仕上がりをしっかり確認・妥協なく対応しよう!」
⇩
お客さま「前回はチクチクしてそんなものかと思っていたが、今回対応した人はチクチクがなく上手い!指名しよう!」
お客さまに好きになっていただくには
大前提として、「私はあなたに興味あります」という姿勢がないと難しいように思います。
お客さまから積極的に話しかけていただくこともありますが、最初の会話のきっかけはこちらからということが圧倒的に多いのが事実。
全く知らない人に興味がある ということについては 性格的な向き不向きがあると思いますが、プロとしてちょっとしたきっかけづくりができるということが一番大切。
(私も元々は、人見知りの何話していいか分からないというコミュ障タイプ💦)
カルテ等お客さまのちょっとした情報でもあるときの例
【例:住所がわかる】
お住まい○○の辺りなんですね、じゃぁご飯とかちょっと出るには○○とかのエリアが多いのですか?え、自炊が多いんですね!すごい!最近は何を作ることが多いんですか?・・・
何も情報がない時の例
天気・気温・国民共通のイベント話 は意外と使えます!
「今日はすごい晴れましたね!今日はお休みでしたか?こんな天気だと歩きやすいですよね!今日はどちらか他にもいかれたのですか?」
「あっという間に年末ですね、お正月は帰省とかされるんですか?九州なんですか!ごはんがおいしいところで羨ましいです~!進学で東京に出てこられたのですか?」
と、どんどん話を膨らませていきます!とにかく質問項目を自分の中で沢山持っておくこと。そうすると、お客さまが質問への回答だけしかされなくても、共通点何かが必ず見つかります!
★★★★★★★★
サービスの決まった提供だけでは、人の心というのは掴むことが出来ません。
わざわざお時間を割いて、指定の場所まで足を運んでくださったお客さまが「また来たい!また会いたい!」と思ってくださるような ”プロ” になり、「再来店」更に「指名」という形で
仕事へのやりがいを是非感じてください♪